掲載雑誌最新号までのネタバレ注意
- ここは、2ちゃんねるの鬼頭莫宏スレで頻出する「ぼくらの」についての疑問、質問とその答え(予想も含む)をまとめているページです。
- 「ぼくらの」のストーリーの展開についてのネタバレが書かれています。
雑誌最新号に掲載された分までのネタバレがありますので、これから作品を読んでみたい方や単行本派の方は、このページは読まない方がいいかもしれません。
作中ではっきり解決する事(本編を読んでいけば分かる事)はのマークをつけています。それ以外は状況を繋ぎ合わせての予想、オフィシャルブックなどで明らかになった事実です。 - 登場キャラクターについてはIKKI公式サイトの作品紹介ページを。
- 鬼頭莫宏スレ過去ログ(なるたるのページの方にまとめてあります)
- AAのページを追加しました。
メディアミックス情報
- 「ぼくらの」アニメ化
TOKYO MX、テレビ神奈川、サンテレビ、テレビ愛知、AT-Xで2007年4月〜9月放送。 DVDが発売中。 - 「ぼくらの」小説化
「ぼくらの〜alternative〜」(小学館ガガガ文庫) 原作、イラスト/鬼頭莫宏 著/大樹連司 全5巻
1巻が2007年5月24日発売〜最終巻5巻が2008年6月18日に発売。
「ぼくらの」関連サイト
- IKKI 連載作品紹介−ぼくらの 鬼頭莫宏
- IKKIバックナンバー(小学館オンライン)
- ぼくらの:アニメ版公式サイト
- ぼくらの × エキサイトアニメ
- ORERA WEB Version:アニメ「ぼくらの」世界をより一層楽しむ為に構成・執筆されたアニメ情報誌サイト(サイトの解説より引用)
- 「まんがのチカラ」鬼頭莫宏インタビュー その1/その2/その3/その4:(まんが☆天国)
Q&A(ネタバレ)はこのイラストの下から
Q.タイトルロゴ「ぼくらの」の「の」の字の端が消えているけど、もしかしたら後に続く言葉があるんじゃないの?
- 10巻においてキャラクターに「ぼくらの──」「で、その後は?なんて続くんだ」「え…人それぞれでいいんじゃない?」と語らせているので、続く言葉は「人それぞれ」という事でいいんじゃないかと。
Q.【ココペリ編】洞窟にいた時と戦闘時のココペリの顔が違う(戦闘時に頬に傷がある)理由は?
- こっちの地球で不審に思われないように、頬にあった傷は消したらしい(IKKI2009年2月号より)
→傷は自分の地球での戦闘の際にパイロット同士のいざこざでついた。
口調が違うのも演技か?
- ココペリはコエムシとマチの知り合い。
コエムシから「画楽(がらく)」、マチから「ガラ先生」と呼ばれている。コエムシとマチは「ココペリはこちらの地球での戦闘(1巻)により死んでしまった」という認識でいる。(9巻より) - ココペリは戦闘を勝ち抜いた別の地球のパイロットで、この地球にジアースを渡しに来たのではないかという説は概ね合っているようだ。
Q.【ココペリ編】カンジがジアースの全長を500メートルと言い当てた理由は?
- 5巻 P56
全高500メートルの沖天楼という建物の近くに住んでいるので(カンジはウシロと同じ中学)体感で高さが分かったと思われる。
沖天楼はカンジの母の墓のようなものらしいので(母親が建設に関わり、自殺した場所…8巻より)、思い入れがあるからか。
Q.【コダマ編】アンコの言っていた「あの時」とは?
- 家で独りでアイドルごっこをしている時だと思われる。(7巻P68〜)
ちなみにジアースの命名時にアンコは「タミー(アイドルの名前)」と発言していた。
Q.【ダイチ編】ナカマがダイチに謝っておきたかった事とは?
- 作っていたコスプレ衣装がダイチの戦闘までに間に合わない事への謝罪だと思われる。
Q.【ナカマ編】ナカマがコエムシに指摘した「あの人の正体は」?
- 4巻 P110 3コマ目 「モジ」
結局見当違いだったらしい
Q.【ナカマ編】なぜコエムシはナカマの指摘が間違っているにもかかわらず隠そうとしたのか?
- 4巻 P110 5コマ目 「その可能性を話されるだけでも困る…」
つまり、コエムシ達の秘密を知っている者が混ざっていることを現在のメンバーに知られたくなかったようだ。
Q.【チズ編】4巻P30のチズの姉のセリフが雑誌掲載時と違うようですが…
- 単行本では「千鶴と何があったか、ちゃんと聞かせて。」ですが、雑誌掲載時には「私、あなたのことわかった。」でした。
- 変更された理由は不明。(確かに単行本のセリフのほうが姉の性格らしくはある)
Q.【カコ編】3巻14〜15ページでコエムシと話している人は誰?
- マチ。
コエムシと会話している様子がはっきり描写された。(9巻) - モジ編(4巻P110〜111)のコエムシの会話相手もマチと思われる。
- ちなみに、マチは人物紹介がなぜかやたらと簡素、ココペリのいた洞窟に導いた、マキのと思しき椅子を選んで座っている、コエムシを男と断定する、他に誰も捕まえていないコエムシを簡単に捕まえている、カンジ戦でマチが「装甲切り離しちゃえば…」と提案して「顔パーツは切り離せねぇぜ」とコエムシに返され「あ…」と思い出したように口篭もっていたりして、怪しげな匂いが漂っていた。
Q.【モジ編】カナちゃんが田中さんに「探してほしい」と頼んだ人は誰?
- ウシロの実の母親=田中美純(9巻)
- 田中曰く、17歳までの消息は分かったらしい。(正体がばれるのを恐れてはぐらかした可能性あり)(7巻P78)
- 往住アナウンサー(アンコの父親)達のツテで、ウシロの母親は判明。これからカナと対面することになりそう。(9巻)
Q.【マキ編】マキの椅子(ベビーベッド)が中央に移動しなかった理由は?
- ベビーベッドがチズの子供の椅子で、マチの座った椅子はマキのものだという会話がなされた(10巻)ので、ベビーベッドはマキの椅子ではないから動かなかったと思われる。
- ちなみに、マキの戦闘時に「椅子が動かなかった」のではなく「マキの椅子は最初から中央にあったので椅子の順番の変更はなかった」だけである。
Q.【コモ編】黒コエムシいわく「今回が最後の担当、12戦勝たせた」そうだが、その場合光点があと2つあるのはおかしいのでは?(今回が最後の戦いなら光点が1つでないとおかしいのでは?)
「今回が最後の担当」なのは「この戦闘」ではなく「この地球(チーム)」であるから?
この発言のちょっと前に「担当チーム」という発言があり、略さなければ「今回が最後の担当チーム、12戦勝たせた」という意味だった?- 今回の13戦目で最後の戦闘となるからと思われる。(残り1戦分の光点は引継ぎ戦)
各地球の勝ち抜けに必要なパイロットの人員はそれぞれ違う。(2009年8月号より)
それが各ぬいぐるみのスリットに数の違いに反映されているのだと思われる。
Q.【アンコ編】7巻P188〜189でアンコが悲鳴をあげているのはどうして?
- アンコの足に溶解液がかかって、溶けた。
- アンコ曰く「なんかマヒしてるみたいでよくわかんない。」
ジアース中継視聴者の反応(「今の…見た?」「女の子の足…」)からすると、重傷だと思われる。
損傷した足の描写は最後まで全くないままので、具体的にどのような状態だったのかは不明。(8巻より)
Q.【カンジ編】8巻P194〜201で関さんの歌っていた歌は何?
- アニメ「ぼくらの」の第一期エンディングテーマ「Little Bird」(歌:石川智晶)。
モノローグ内の歌詞はイメージであり実際に歌っていたのは関さんお気に入りの別のアニメソングではないかという予想もあったが、「ぼくらのオフィシャルブック」P151(作者と石川智晶の対談)にて「Little Bird」であると明言されている。
Q.【マチ編】10巻ラストでマチが復活して記憶をなくしてるんだけど、なんで?
- 奇跡的な確率でこっちの地球にマチの同一人物がいたので自然学校以前にすりかわった。(コエムシと共にパイロットを集めるため)
自然学校以後、こっちの地球のマチはコエムシが時間を止めた状態でどこかに隠していたと思われる。その辺の説明は11巻に載る。(スレ68-39より)
Q.この戦闘を仕組んだ存在(神?)は一体何者なの?
- コエムシ(マチの兄)曰く「ただの自然現象だよ、人格なんかねぇ。」「人格のある神だの上位の存在だの言い出すやつが多いが、神なんてのは数式だよ、未だ解かれない物理法則だ。」「そう思っといたほうが楽だろ?」(2009年8月号)
Q.ジアースのレーザーは「レーザー(レーザー光)」ではない?
- 4巻の「ぼくらのおまけ」に「ジアースの射ってるレーザー状のもの、子供たちはそのように『レーザー』と言っていますが、実は質量兵器です。」とある。
Q.未契約者って結局誰?
- ウシロに確定。ちなみにマチも未契約だが少し意味合いが違う。(9巻より)
- ウシロが自ら未契約者だとカンジに告白。くだらないと思ったから契約の板に手をつかなかったらしい。(8巻より)
カナは未契約と思われていたがココペリ戦の後にコエムシを呼び出して契約してくれるように頼んで契約者に。 マチは別の地球の人間なので契約者にはなれなかった。(9巻より)
以上の理由により、未契約者はウシロ。 - 「赤ん坊が契約していたり宇白が契約してなかったりそんなことオレだって知らねー。」とコエムシ談。(9巻より)
Q.席と戦闘の順番は?
戦闘に入るとパイロットの席はアンコとマチの間(中央)に移動する。
※注1 カナがパイロットに選ばれるまではウシロの席という事になっていた。一番最後に所有者の判明したイス。
※注2 当初はマキが自分のイスだと思っていたが、結局マチが選んで座った。
※注3 ベビーベッド。マキが席のなかったカナと一緒に座っていた。マキの戦闘時になぜか中央へ動かなかった。
本スレ28より、修正&画像化&追記(IKKI最新号までを随時追加予定)
Q.パイロット(初期マガジン)の椅子について
- ワク――→勉強椅子(1巻P137)
- コダマ―→親父の社長椅子(1巻P176)、コダマ自身の椅子も劇中に登場するがコックピット内にはない
- ダイチ―→座布団(2巻P53)、叔父さんの事務所椅子も登場するがコックピット内にない
- ナカマ―→ミシンを踏むときの椅子(2巻P130)
- カコ――→勉強椅子(3巻P13)
- チズ――→コックピット以外に描写なし
- チズの子→ベビーベッド?
- モジ――→コックピット以外に描写なし
- マキ――→(×ベビーベッド)→○勉強椅子(5巻P49)
- キリエ―→従姉妹のカズちゃんが使用していた鏡台椅子(5巻P187)
- コモ――→これ(↓)のセット物か?(6巻P104)
- アンコ―→化粧台の椅子(7巻)
- カンジ―→(コックピット以外の描写はないけど、あの変な椅子は間違いようがないだろう)
- マチ――→?(
実家が本当に漁師だとしたら、程度の良い椅子は使ってない可能性契約者ではないので椅子は出ていない) - カナ――→マチが転送してもらった自宅ガレージであると思われる場所に逆さに置かれた学校椅子?(5巻P52最後のコマ)
初期マガジン以降の椅子は10巻に。
(本スレ38より、一部修正&画像を追加)
Q.敵について(それぞれの呼称、意味など)
アルファベット順に、形状や戦法などから想起される名前を付けられていると思われる。
ただしアウェイ戦での敵には呼称はない。(楽屋ご開帳より、設定上の呼称はある模様)
- アラクネ【Arachne】(ココペリ編):蜘蛛(ギリシャ語)
- バヨネット【Bayonet】(ワク編):銃剣
- キャンサー【Cancer】(コダマ編):カニ座、悪性腫瘍
- ドラム【Drum】(ダイチ編):(打楽器の?)ドラム
- エニグマ【Enigma】(ナカマ編):謎、不可解なもの
- フィッグ【Fig】(カコ・チズ編):イチジク
- ゴンタ【Gonta(?)】(モジ編):N○Kの教育工作番組のキャラクター(6巻楽屋ご開帳より)
- 作中での呼称なし(マキ編):6巻楽屋ご開帳での名称は「アラクネ2」※注
- 作中での呼称なし(キリエ編):6巻の楽屋ご開帳での名称は「エニグマ2」※注
- ハムバグ【Humbug】(コモ編):詐欺師
- アイドル【Idle】(アンコ編):偶像、アイドル(本編中に呼称の表記はないが、オフィシャルファンブックP198にて判明)
- ジャベリン【Javelin】(カンジ編):(投擲用の)槍
- 作中での呼称なし(カナ編):アウェイ戦
- 作中での呼称なし(ウシロ編):アウェイ戦
※注:実際の表記は「U」だが、機種依存文字につきここでは「2」と表記
Q.パイロットは本当に死んでるの?実は生きてるとかはない?
Q.15勝すれば本当に地球は助かるの?
- 勝ち抜ければその時点では地球は助かる。ただしパイロットは確実に死ぬ。これを覆す描写は最終回まで出てこない。
- ココペリ・コエムシ・マチの時の戦闘では操縦者は死んでいき、勝ち抜いて地球は存続している描写がある。
→「てめーはもうオレ達の地球に戻れ。オヤジとオフクロが心配してんぞ。」とコエムシがマチに言っていた。(9巻より) - 次の地球をどのくらい勝たせたかで自分の地球に次の戦闘が回ってくるかの確率が変わるらしい(10巻より)ので、勝ち抜けば永遠に安泰とは言えない模様。
Q.回収された細かな伏線、謎のまとめ
-
9巻で色々判明。
- 未契約者は誰か→ウシロ(9巻より)
- 時々コエムシとこそこそ話しているのは誰か(これは未契約者?その他?)→マチ(9巻より)
- マチの兄貴(3巻P138)→コエムシ(9巻より)
- マチの兄貴の何がひどいか→兄貴(コエムシ)は自分の契約の時ズルをしてた(9巻より)
- マチの言った「(償いが)できるよ」の意味(4巻P29)→自分の地球の時は契約者が多くて順番が回ってこなかった。自分だけうまく助かって生きている負い目がある様子だが…。(9巻より)
- カナちゃんの探したい人→ウシロの実母=田中さん(9巻より)
- カナちゃんが「(ウシロが自分を)殴るのを止めないで」とカンジに頼んだ理由(8巻)→コエムシ曰く「自分が殴られる事で血のつながらねー兄貴を安心させて、家族ごっこを維持してきた。」(9巻より)
- 引継ぎ戦でのパイロットの生死は?→コエムシ曰く、ココペリは死んだ。(9巻より)引継ぎ戦でもぬいぐるみを動かしたら死ぬという事に。
- ココペリの頬の傷の有無の理由は?→生徒(パイロット契約者)が暴れてつけられた。契約時に怪しまれるのでコエムシが消した。
- マチが別の地球の人間なら、マチの父親としてテレビに出ていた人物は誰?→こちらの地球にもマチがいたので、その父親。
- 役目が終わったコエムシはどうなるのか?(人間に戻る?死ぬ?)→コエムシは担当地球を勝たせた場合、コエムシ役が解かれて元の地球に帰れる(らしい)。実際はどうなるかは分からない。
- 「この地球は14人必要(9巻より)」という事は、他の地球では必要な人数が違う? →各地球で違う。(2009年8月号より)
- もしチュートリアル戦で負けたらどうなるの?→チュートリアルの役目を負ったパイロットの地球は消滅するが、本戦闘のパイロットの属する地球は消えない。本戦闘のパイロットがチュートリアル戦で死んだりした場合は素粒子セルの書き換えで生き返るらしい。(2009年8月号より)
Q.原作とアニメの差異とか
- ゲームを仕組んだ存在(支配者)と彼らの目的が明確になっている。
- パイロットに選ばれたら、体に謎の紋章(赤っぽいあざ)が現れる。
- 一部の敵ぬいぐるみのデザイン、戦闘方法が違う。
- 一部のキャラクターの設定が違う。(コダマの父が土建屋ではなく不動産会社の社長、コモの父が軍人から議員になる、チズとカコが同じ学校に通っているなど)
- 庄司さんがいない。
- カンジ母、マチ兄のデザインが大きく違う。(製作時に原作では未登場だったためか?)
- 一部のストーリー展開が違う。キリエ編以後はアニメオリジナル色が強くなり(アニメ製作時に原作のストックがマキ編までだったため)、オリジナルキャラが大きく活躍していく。
最終更新06/27(ちょっとずつ編集中)